こんにちは.きたせんです.先日数学で,ある組み合わせに関する公式を繰り返し用いると興味深い(?)結果が得られることに気づいたのでここに共有します.
その数式とはこちらです.
※補足
→選ぶ個数は同じだが選べる対象は一つ減るから
→選ぶ残りの個数,選べる対象はともに1減るから
両者は互いに排反であるから,和は
というように意味づけをして証明することもできる.
では,この補題1を繰り返し用いるとどうなるのでしょうか?順番に実験して規則性を見出していきます.
ですから,辺々足し合わせることにより,次の式を得ます.
そして,補題1を用いて上式を書き下していくと,
ですから,辺々足し合せることにより,次の式を得ます.
ここでもう規則性に気づいた人は天才かもしれません.さらに,補題1を用いて上式を書き下すと,
ですから,辺々足し合わせることにより,次の式を得ます.
もう気づいたでしょう.そう,展開した右辺の各項の係数も二項係数になっています!!
ここから,次の予想を立てることができます.
すべての
いかにも数学的帰納法で証明できそうな内容ですね(
より成立する.
(※上式の左辺を足し合わせていくと,
右辺について,補題1から導かれる,
したがって,
が成り立ち,仮定から,
この級数表示の何が嬉しいかを次に解説していきます.
であるから,
ここで,先ほど証明した二項係数の級数表示,
なんと,
式の見た目も何やら補題1に似たものがあります...ですので,繰り返しこれを用いるとまた同様の結果が得られそうな予感がします.
以下,法はすべて
ですから,辺々足し合わせることにより,次の式を得ます.
そして,公式1を用いて上式を書き下していくと,
ですから,辺々足し合せることにより,次の式を得ます.
なんだか既視感を感じませんか?記事の最初の方で二項係数の級数表示を導くにあたって実験をしましたが,それを(ほぼ)同じですね.したがって,次の補題が導けます.
すべての自然数
二項係数の級数表示
では,
補題3について,
どうやらまた規則性が見えてきました...次の命題が成り立つことを予想できそうです.
またもや数学的帰納法で示せそうな内容ですね.筆者も何回も同じようなことを書いていて疲れたので少し証明は手を抜かせてください...
補題3と同じようなやり方,アルゴリズムを用いることで,すべての自然数
まずは,
さらに,
したがって,
今回がMathlogの初投稿です!色々タイプミス等もあるかもしれませんが,何卒よろしくお願いします><
今回の剰余の関係については,素数にしか使えないのが少し残念かな...と感じております.
何かミス等あればコメントなどでお知らせください.加筆修正をします.ではまた.