最近、見たことのない野菜を知らん顔で買って、帰ってからレシピを調べて食べるという謎行動にハマっています。
少なくとも揚げという行為によってあらゆる植物は可食になるので、恐れなくても良いという部分がある。
零点をもたない$C^r$ベクトル場$X$が開集合$U \subset \mathbb R^2$上に与えられ、すべての積分曲線が$U$内で閉集合になっているとき、各積分曲線を一点に潰した同値類空間$M $が$C^r$の1次元多様体になる
直感的には、以下のように各積分曲線を“良い感じに”同一視すれば、積分曲線に横断的な一次元曲線$M$を取れそうという気持ちがある。
例:開集合$U$
(黒矢印がベクトル場、赤線が積分曲線、青線が各積分曲線を一点に潰した商空間$M$)
まず、チャートを構成する事で多様体の構造が入る事を示す。
ベクトル場は各点で非零なので、積分曲線は必ず曲線の形で存在する(1点に潰れたものが無いということ)。そのため、Flow boxes theorem(直線化定理?)より、各点$p\in U$に対して、その近傍$B$とある正の$\epsilon,\delta$で、以下を満たす$C^r$級同相写像$\psi:B\to (-\epsilon,\epsilon)×(-\delta,\delta)$が存在する:
$\psi_* X=\partial/\partial t,((s,t)\in (-\epsilon,\epsilon)×(-\delta,\delta))$。
(これは単に、局所的に見れば範囲内の積分曲線を“縦の直線”とみなす事ができるという条件である。今回の場合は、範囲内の全ての積分曲線が、$s=$(定数)という形で書ける事を保証している。)
また、この座標変換を用いて$\sigma=\psi^{-1}((-\epsilon,\epsilon)×\{0\})$
と定めると、この$\sigma$と$B$内の任意の積分曲線は、たった一点で横断的に交わる事に注意する。(複数回横断する場合は、$B$をもっと小さく取れば良い。)
いま、$h_B:B\to (-\epsilon,\epsilon)$を、座標変換後の第一成分への射影とする。
このとき$h_B$は定義から、$B$内の同じ積分曲線上では同じ値を取るため、$\pi$を$U$から$M$への商写像とすると、$h_B=f_B\circ \pi|_B$を満たす$f_B:\pi (B)\to (-\epsilon,\epsilon)$が存在する。($f_B$は単に、商空間$M$の元$[x]$に対して、その点$x$を含む積分曲線で$B$に含まれるものがあったら、その$B$内での$s$成分の値を返す写像。)
この$f_B$は、$h_B$と$\pi|_B$の連続性、$\phi$の同相性から明らかに同相である。
したがって、この$f_B$によって$M$のチャート$(\pi (B),f_B)$が構成できる。
いま、このチャートは$U$の任意の点の$\pi$による像に対して同様に構成できるため、これにより$M$が一次元多様体であることが示された。
次に、このチャートが$C^r$級である事を示す。
そのために、$U_{1,2}=\pi (B_1)\cap \pi (B_2)\neq \emptyset$での座標変換$f_{B_2}\circ f_{B_1}^{-1}$を考える。
いま、$U_{1,2}\neq \emptyset$であることから、この集合の各元$[x]$は、その$x$を通る積分曲線を共有している。
そのため、各$B_1,B_2$内の横断線$\sigma_1,\sigma_2$で共有している積分曲線がある各点$p\in A_1=\sigma_1\cap \pi^{-1}(U_{1,2})$に対して、その積分曲線を辿って$A_2=\sigma_2\cap \pi^{-1}(U_{1,2})$上に(初めて)交わる点への関数$H(p)$が一意に考えられる。
これはちょうど、ベクトル場$X$によって定まるフロー$\Phi:I_p×U\to U$($I_p$は各点$p$に対して存在する時間区間のことで、時間0で$\Phi$は初期値$p$を取る)と、$A_1$の点$p$から積分曲線を辿って$A_2$に写る(初めの)時間$\tau(p)$を使用して、$H(p)=\Phi(\tau(p),p)$と表せる。
そしてこれにより$H:A_1\to A_2$は$C^r$級局所微分同相となる。($B_2$での第2成分への射影を$F$とすると、$A_1$の点$p$に対する時刻$\tau(p)$についての方程式$F(\Phi(\tau (p),p))=0$を得る。横断性よりこれの時間での微分は非零かつ、$\phi_2,F$が$C^r$より、陰関数定理から$\tau(p)$が$C^r$級が従う。よって$H$は$C^r$級。)
したがって、それを各$s$座標で見た座標変換、すなわち$f_{B_2}\circ f_{B_1}^{-1}$は$C^r$級。
以上より、$M$が$C^r$級多様体である事が分かる。
絵の状況を書き下しただけなので、なんかあまり自信がないなこの証明⋯。どうなんだ⋯?
バター、合ってるか教えてくれないか?