次の等式を導いてみた.∑n=0∞2nCn4nxn=11−x
次の関数について,関数の列を考える.f(x)=11−xf0(x)=f(x) fn(x)=ddxfn−1(x) (n=1,2,⋯)ここで,f1(x)=ddxf0(x)=121−x3=12(1−x)f0(x)2(1−x)f1(x)−f0(x)=0ここから,(x)を省略することにする:2(1−x)f1−f0=0[数学的帰納法」で,n=1,2,⋯で,次が成り立つことを示す.2(1−x)fn−(2n−1)fn−1=0[basis]n=1のとき成り立っている.[induction step]n=kのとき成り立つと仮定する:2(1−x)fk−(2k−1)fk−1=0が成り立つと仮定する.微分して,−2fk+2(1−x)fk+1−(2k−1)fk=02(1−x)fk+1−(2k+1)fk=0n=k+1のとき成り立っている.[conclusion]以上から,証明された.□□an=fn(0)とおくと,n=0,1,2,⋯で,a0=12an=(2n−1)an−1これから,4nan=(2n)(2n−1)an−1積をとると,a0=1,an>0なので,4n(n!)∏k=1nak=(2n)!∏k=1nak−14n(n!)an=(2n)!a0=(2n)!an=(2n)!4n(n!)したがって,f(x)=11−x=∑n=0∞cnxnとしたときの係数cnは,cn=ann!=(2n)!4n(n!)2=2nCn4nよって,等式が成り立つ.
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