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【雑談】大学の外に小さな数学の研究コミュニティをつくる

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執筆記事まとめ

 X(旧twitter)で共同研究者を探した。興味ある専門分野が近く学術活動に意欲的な人を探して声をかけた。彼は、修士卒で博士課程には進まず働いていたが、退職して博士課程に進学したがっており、学術活動に意欲的であった。

 共著を2本書いたので、その際に研究の進め方、論文の書き方、投稿の仕方についての最低限のマナーを教えたことになると思う。その後、彼は自分なりのテーマを探して単著論文を書いた。アクセプトまで少し時間がかかったが、先日査読付きの海外のジャーナルにアクセプトされた。テーマ選び~論文出版まで1人でやったので、研究者として自立できたということになると思う。

 「彼はわしが育てた」などと傲慢なことを言いたいわけではない。実際、彼は最初から意欲的かつ自律的であったから、私は最初少しだけ一緒に走ってあげたに過ぎない。

 私はアカデミックでない民間の人間も数学の研究を楽しんだらいいと思っている。聞くところによれば江戸時代は市民が和算の問題を研究して神社などに奉納していたらしい。現代でもこのように数学が市民化したらいいなと思う。今回の件で極めて微力ながら数学の市民化を少しだけ進めることができたと思う。もっとも彼は今は非アカデミックな民間人だが、今後アカデミックに入っていきそうだから厳密には少し違うかもしれない。

 かくいう私も非アカデミック人である(とある大学の数学研究所にも所属しているため完全に非アカデミックではないかもしれないが)。Ph.D.を取った後民間に就職して趣味で数学の研究をしている。リーマン幾何、スピン幾何、数理相対論などの論文をのんびりやっても1年に1本ぐらいは出版している。私は特別能力が高い人間ではないと自認しており、私ができるのだから他の人も十分このような活動はできると思う。もっとこのような活動が広まることを望んでいる。

 就職した初めの頃は機会があればアカデミックに戻りたいかもという願望が少しはあったが、今となっては私は家から出たくないため、基本的にリモート勤務できないアカデミック業界での就職は全く魅力を感じなくなってしまった。

 興味ある専門が近い人に限りますが、こういうことしてみたいよって人は連絡してください。

投稿日:8日前
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Submersion
Submersion
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専門は相対論やLorentz幾何です。Einstein系の厳密解の構成や接触幾何の応用などの研究をしています。Ph.D保有者の中ではクソ雑魚の部類です。

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