フロベニウスの硬貨交換問題から考察するゴールドバッハの問題
本ブログではゴールドバッハの問題の考察を初等数論の立場から行う。なるべく難しい理論や数式を多用せずに簡潔に問題の本質を明らかにする。その指針の上で、特にこの問題の考察においては、私はフロベニウスの硬貨交換問題の活用に主眼を置いてみようと思う。たとえば二つの奇素数の硬貨交換問題を使って、任意の偶数Mと半素数semi-primeの一対一対応を考え、その間のフロベニウス数を考察するのである。問題への考察は簡潔であり、情報量としては非常にコンパクトにまとまった。比較的軽量なので、読みやすいと思う。
ゴールドバッハの予想とは
「すべての
というもので、クリスチアン・ゴールドバッハが
初等数論の範囲で収まる問題の一つに、二枚の場合のフロベニウスの硬貨交換問題がある。この二枚の硬貨を二つの奇素数に置き換えても、フロベニウス数
つまり
となるような
このとき
フロベニウス数で定義される範囲内での、ある特定の
即ち本質的な部分はある種の逆問題のようなものであろう。フロベニウス数の範囲内で導ける偶数と、任意の偶数の範囲内で導ける奇素数の組とが、証明してみないとまだ一致するかどうかわからない。
偶数
よってこの逆問題を証明するために、まず
(ただし
これの真理値は自明である。
断っておくがこのときの奇数
従って
よって次のような定理を証明する。
考察として証明する定理
(ただし
証明を下に記す。
(ただし
たとえば
この定理から
ゴールドバッハ予想、証明した?
俺は黄金馬に乗る男だぁい!ってか。
しかしそれほど自信はないけども。
何か欠陥があれば、コメント欄にどうぞどうぞ
定理2が成り立つ状況下で、適当に任意に偶数
こうなると任意の
よって定理2で証明したように、
この列で言えば、
と、いうのが大体の大まかな主張。
どう思います?
何か間違っているような気がする……。
自分でも何回も目を通してチェックしてるけど、ピンとこない。井の中の蛙のせいなのか、一人で数学していると指摘してくれる友達がいないので、沼にハマると抜け出せなくなる……。
だってゴールドバッハ予想がこんなに腰砕けのはずがない!何か見落としてるし、失敗してる。クソぅ。はやくこの沼から出たいよー。
幻想をブチ壊してくれる人を求む!
(そういう主旨で投稿しました)