数学の勉強に集中すると、長時間座ったままになりやすく、肩こりや眼精疲労、運動不足が気になることがあります。
そこで私は、考える時間の一部を散歩に置き換えるやり方を試しています。ここでは、その手順と工夫点をまとめます。
座って作業を続けると、次のような負担が出やすいです。
| ステップ | アクション | 補足 |
|---|---|---|
| 1 | ストップウォッチを開始 | 何分考えたか・何分椅子に座って作業したかを後から振り返れるようにします。 |
| 2 | 散歩しながら考える | 基本は手ぶらで、頭の中だけで整理します。 |
| 3 | いったん戻る | 式変形やメモが必要だと感じたら帰宅します。 |
| 4 | 15〜30分だけ書く | 短時間でまとめます。 ストップウォッチのラップ機能で記録。 |
| 5 | 散歩と執筆を繰り返す | 「歩きながら考える」と「書く」を交互にします。 |
| (Option) | GitHub Projectsで管理 | 次に考えることをカードにしておくと迷いにくいです。 |
散歩中は、証明のどこで詰まっているか、どの計算が重いか、といった一点に絞って考えるようにしています。
書かない前提にすると、扱える情報量が自然に絞られ、何が問題かが見えやすいことがあります。
戻ってからの作業に上限を決めておくと、座り込みが長引きにくいです。
また、「完全に書き切る」よりも「次に続けられる形でメモを残す」くらいで止めると、次の散歩で再開しやすいです。
学習や研究では、進み具合が見えにくくなることがあります。
私は次のように分類して、次の散歩で考える内容を残しています。
散歩を取り入れると、姿勢が固定されにくくなり、目や肩の負担を分散できます。
数学の進め方として合う・合わないはあると思いますが、長時間座ることが気になる場合は、試してみる価値はあると思います。