積分サークルのマサチューセッツ工科大学の積分対決の問題を解いてみました.計算ミスはご容赦下さい.
第1問
∫02πdx1+esinx+cosx
(解) 求める積分をIとおく.t=π−x と変換変換すると
I=∫−ππdt1+esint−cost=∫−ππecostdtecost+esint
t→−t として
I=∫−ππecostdtecost+e−sint また被積分関数の周期性から,I=∫−ππdx1+esinx+cosx だから
2I=∫−ππdx=2π.よってI=π である.
第2問
∫02xxlogxx(logx)2x(logx)3x(logx)4x(logx)5⋯6543dx
(解) 被積分関数を f(x) とおくと
logf(x)=∑n=1∞(logx)nn!=elogx−1=x−1 より,f(x)=ex−1 なので,求める積分値は ∫02ex−1dx=e−1e である.
第3問
のときf1(x)=11+x,fn(x)=11+fn−1(x)(n≥2)のときlimn→∞∫01dx1+fn(x)
(解) f(x)=5−12 は f(x)=11+f(x) を満たすので
|fn(x)−f(x)|=|11+fn−1(x)−11+f(x)|≤5−12|fn−1(x)−f(x)|
よって |fn(x)−f(x)|≤(5−12)n−1|f1(x)−f(x)| だから
In=∫01dx1+fn(x)=∫01fn+1(x)dx,I=∫01dx1+f(x)=∫01f(x)dx とおけば
|In−I|≤(5−12)n∫01|f1(x)−f(x)|dx→0(n→∞) となるから,求める極限値は I=5−12 である.
おまけ
∫−1/21/2x2+1+x4+x2+1dx
(解) x4+x2+1=(x2+1)2−x2=(x2+x+1)(x2−x+1) より被積分関数は
2(x2+1)+2(x2+x+1)(x2−x+1)2=x2+x+1+x2−x+12 となるから
求める積分値は
12∫−1/21/2x2+x+1dx+12∫−1/21/2x2−x+1dx
=12∫−1/21/2(x+12)2+34dx+12∫−1/21/2(x−12)2+34dx
=12∫01x2+34dx+12∫−10x2+34dx
=2∫01x2+34dx
=2[12{xx2+34+34log(x+x2+34)}]01
=144+328log(3+213) である.
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