今回は微分演算と行列との関係について書いていこうと思う。
後半は簡単な問題を用意しているので自分で解いてみて欲しい。
筆者は現実で色々な事があり若干鬱状態にある状態でこの文章を書いてます。間違いが頻出したり、いつも以上に説明不足などがあるかもしれません。それらの事を発見したらお伝えいただけると助かります。
まず、微分演算子と行列との間の関係性を見る前に、基底と線形写像から線形写像に対応する行列が定まる事について簡単に復習を行う。
これから、次式を得る。
この様に、線形変換
また、成分に関しては次の様な変換を受けることが分かる。
次に次の事実を認める。
証明は簡単なのであなたへの宿題とする。
連続関数全体
では本命の微分演算子を行列で表してみよう。
正則な関数全体を
次に応用してみる。
次の微分方程式を解け。
ゆえに、次の結果を得る。
ゆえに、次の解を得る。
ここからは問題を作って遊んでみる。
先の例で
この変換
より、
ここから先は、読者への課題とする。
ここまで読んでくれてありがとう。お休み。