1.はじめに
2.記号の導入と補題
3.やっていく
4.一般形
5.追記←new
6.まとめ
7.終わりに
この記事ではまず次の等式を導出していきます
以下
一般に
実際に左辺を展開してみると
こちらは階乗進法に対応しています。階乗進法は結構マイナーな部類だと思うのでWikipediaのURLを貼っておきます。
こちら
4.でこれらの一般形も導出します
まず次のような関数列を定義します
この
なので
まず①の等式を示します。
次のような積を2通りの方法で計算します
一方で
また、
において同様の手順で計算すると②③の結果をそれぞれ得ることができます。
先ほどとほとんど同じ手順で導出できます
一方で
ここでは先ほどの等式の一般形を導出します。
すべての自然数
数列
こちらも先ほどと同じ手順で計算していくだけです
一方で
これを踏まえると、例えば
等の等式が成り立つことが分かります。興味のある人は考えてみてください。
書き忘れたことがあったので、ここに書いておきます。
この問題は今回導出した等式を用いて解くことができます。
同様にして
の両辺を微分していくと、先ほどのような級数を構成できます。
2進法に対応した無限積だけでなくて、3進法や他の○○進法に対応した無限積に対してやってみても面白いかもしれません。
今回導出した等式たちをまとめます
今回導出した式は同じような手順で得られるものが多かったので、結構雑な説明になってしまいました。まあでも僕は満足したのでこのあたりで終わりたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました