早稲田理工第2問(2025)
平面上で, 連立不等式
で定まる領域と軸のの部分を合わせた図形をとする。に含まれる三角形の面積の最大値を求めよ。
とする(の置き方によって一般性を失わない)。
3つ目の条件はが下に凸であることと
だから。以上の議論から
の2つの場合を考えればよい。
かつ, のとき の座標の座標
と仮定する。
そのようなが取れるとき, 直線の方程式は
よってだから, の面積をとおくと
だから, の増減表は以下のようになる。
の増減表
かつ, のとき [1]と同様の議論をして, この場合も最大値を得る。
[1], [2]より, 求める最大値は