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2025年共通テスト数学1A第3問解説

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はじめに

どうも,甘茶です.今回は2025年に行われた共通テスト数学1Aの第3問(平面図形)の解説を行いたいと思います.今年の平面図形は個人的に「接弦定理」が出るかなと思ってたんですが平面どころか立体でしたね()
ただ,実際に問題を解いてみると分かりますが問題の扱っている定理などは自体は非常にシンプルで中学生でも解ける問題だと思います.
では,解説していきます.

第3問 解説

問題文は他サイトを参照してください.
(1)
直線ADを共有しているのは,平面ABEDと平面ACFDであり,
直線BEを共有しているのは平面ABEDと平面BCFEである.よって,直線AD
平面ABEDと平面ACFDの交線あり,直線BEは平面ABEDと平面ACFDの交線.
平面ACFDと平面BCFEの交線である.

(2)
三角形PABと三角形PEDは相似であるから,相似比はAB:ED=1:3である.
ゆえに,PA:PE=1:3,PB:PD=1:3であり,
PE=PB+11PD=PA+7から内項・外項の積より
3PA=PB+11,3PB=PA+7となる.よって,PA=5,PB=4である.
次に,平面BCFEと球面Sの交わる部分に着目する.
方べきの定理から,PC×PF=PB×PEすなわちPC(PC+17)=4×15.
よって,PC2+17PC60=0であるから,PC=3.
ここで,三角形PBCと三角形PFEは相似であるから,PC:PE=BC:FE.
ゆえに,3:15=3:EFであるから,EF=15.
同様に,三角形PCAと三角形PDFは相似であるから,PC:PD=CA:DF.
ゆえに,3:12=3:DFであるから,DF=12.
また,三角形ADEAD:DE:EA=4:3:5であるから∠ADE=90°である.
よって,(a),(b),(c)の命題の真偽について,
(a):偽(∠BEFに着目すれば明らか.)
(b):真(∠ADE=90°であるから.)
(c):真(直線DEと平面ACFDは垂直であり,直線ACは平面ACFD上に存在する.)

投稿日:120
更新日:120
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甘茶
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