三角形$ABC$について,直線$AB,AC$上に点$D,E$をとる.
$DE$と$\triangle ABC$の外接円が$X,Y$で交わるとする.
$BE$の中点を$M$,$CD$の中点を$N$,$DE$の中点を$L$,$XY$の中点を$P$としたとき,
$M,N,L,P$は共円であることを示せ.
$\triangle ABC$の外心を$O$とする.
$P$から$DE$に引いた垂線を$l_1$,
$M$から$LM$に引いた垂線を$l_2$,
$N$から$LN$に引いた垂線を$l_3$
とするとき,$l_1,l_2,l_3$が1点$K$で交われば,
$LK$を直径とする円が$4$点を通ることから題意が示される.
$\triangle ABC$の外接円を単位円とし,$O$を原点とするベクトルを小文字で表す.
$d=sb+(1-s)a,\ e=tc+(1-t)a$とする.
$l_1$は$O$を通るため
$l_1:((-s+t)a+sb-tc)\cdot r=0$
$l_2$の法線は$AB$と平行なため
$l_2:(a-b)\cdot r=\frac{t}{2}(a\cdot b+a\cdot c-b\cdot c-1) -(1)$
同様にして,
$l_3:(a-c)\cdot r=\frac{s}{2}(a\cdot b+a\cdot c-b\cdot c-1) -(2)$
$s(1)-t(2)$は$l_1$の方程式となるため,$l_1,l_2,l_3$は1点で交わる.