この記事では、以下の無限級数について考える。∑n=1∞ζ(2mn)z2mn, ∑n=1∞(−1)nζ(2mn)z2mn三角関数の無限乗積展開1.三角関数の無限乗積展開sinπz=πz∏n=1∞(1−z2n2)変形して、①∏n=1∞(1−z2n2)=sinπzπz ⋯①因数分解2.因数分解のとき、より、xm−1=0のとき、x=e2kmπi (k=1,2,⋯,m)より、xm−1=∏k=1m(x−e2kmπi)として、両辺をで割ると、x≠0として、両辺をxmで割ると、1−1xm=∏k=1m(1−e2kmπix)この式でx↦n2z2 (z≠0)とすると、②1−z2mn2m=∏k=1m(1−e2kmπiz2n2)=∏k=1m(1−(ekmπiz)2n2) ⋯②無限積へ3.無限積へ②で、n=1から∞までの無限積をとれば、∏n=1∞(1−z2mn2m)=∏n=1∞∏k=1m(1−(ekmπiz)2n2)③ =∏k=1m∏n=1∞(1−(ekmπiz)2n2) ⋯③ここで、①でz↦ekmπizとすれば、∏n=1∞(1−(ekmπiz)2n2)=sin(ekmπiπz)ekmπiπzであるから、これを③に代入して、∏n=1∞(1−z2mn2m)=∏k=1msin(ekmπiπz)ekmπiπz無限級数へ4.無限級数へ両辺の対数をとって、∑n=1∞log(1−z2mn2m)=∑k=1m(logsin(ekmπiπz)−logekmπiπ−logz)両辺zで微分して、∑n=1∞−2mz2m−1n21−z2mn2m=∑k=1m(ekmπiπcot(ekmπiπz)−1z)整理して、④∑n=1∞z2mn2m−z2m=12−πz2m∑k=1mekmπicot(ekmπiπz) ⋯④関数へ5.ζ関数へ∑n=1∞z2mn2m−z2mについて、∑n=1∞z2mn2m−z2m=∑n=1∞z2mn2m11−z2mn2m=∑n=1∞z2mn2m∑k=1∞z2m(k−1)n2m(k−1) =∑k=1∞z2mk∑n=1∞1n2mk=∑k=1∞ζ(2mk)z2mkであるから、これと④より、∑n=1∞ζ(2mn)z2mn=12−πz2m∑k=1mekmπicot(ekmπiπz)これで左側の等式が示された。右側の交代級数については、②で1−z2mn2mではなく1+z2mn2mを考えれば次のような等式が得られる。∑n=1∞(−1)nζ(2mn)z2mn=πz2m∑k=1me2k−12mπicot(e2k−12mπiπz)−12まとめると、
∑n=1∞ζ(2mn)z2mn=12−πz2m∑k=1mekmπicot(ekmπiπz)∑n=1∞(−1)nζ(2mn)z2mn=πz2m∑k=1me2k−12mπicot(e2k−12mπiπz)−12
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