第2章です。今回は前回証明した補題を変形して用います。
現在解いている問題↓
問題
である。
画像1
図1
証明を見たい方は〜壱の巻〜をご覧ください。
では始めます。
まず最初に(ここが一番大事ですが)
を
に変形します。
展開すれば二つの式が等しいことがわかります。
何と美しいことか。
野暮かもしれませんが解説しましょう。
これのどこが嬉しいかというと、
①
②左辺と右辺で明確な半径の区別がされる
③シンプルで汎用性が高い
といったところでしょうか。
ここまでくればもう一息です。
(問題再掲)
問題
問題図改
図(改)
ここで簡単のため、上図における(大円、子、丑、甲、乙、丙、丁)の半径をそれぞれ(大、子、丑、甲、乙、丙、丁)の文字で置くこととします。
これらの式を合わせて、
最後に甲=3,乙=1,丙=4,丁=3,勾=24を代入して解くことで、
大=
よって求める大円の半径は
いかがでしたでしょうか?1月3日時点で
少しでも多くの方に楽しんでいただけたならば幸いです。
より良い解法、改善点等あれば遠慮なくどうぞ。
以上でUFDの解説を終了とさせていただきます。
ありがとうございました。