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解答:Archimedes の原理

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背理法による。

自然数の集合 $\mathbb{N}$ が上に有界でないと仮定して矛盾を導く。

$\sup\mathbb{N}<+\infty$ であると仮定する。
このとき,$s:=\sup\mathbb{N}$ とおくと,$s$$\mathbb{N}$ の上界であるから,任意の自然数 $n$ に対して $n\le s$ が成り立つ。
また,$s$$\mathbb{N}$ の上界のうちの最小数であるから,$N>s-\frac{1}{2}$ を満たす自然数 $N$ が存在する。
ところが,$N+1\in\mathbb{N}$ かつ $N+1>N+\frac{1}{2}>s$ であるから,$s$$\mathbb{N}$ の上界であるという仮定に反する。$\blacksquare$

投稿日:2021126

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ひとまず,解析の基礎に関する演習問題として思いつくものを一通り形になすことを当面の目標とする。 前提知識に関するまとめの作成や,問題の配列についてはいずれどうにかしたい。 線形代数などの他の「基礎科目」についても時々投稿するつもりでいる。

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