まず必要性を示す。
集合 A が有界であるとき,A は上に有界であり,かつ下に有界であるから,ある実数 x,y が存在して,任意の a∈A に対し,a≤x かつ a≥y が成り立つ。ここで b:=max(|x|,|y|) ととると,任意の a∈A に対して a≤x≤|x|≤b かつ a≥y≥−|y|≥−b が成り立つから,|a|≤b が成り立つこととなる。
次に十分性を示す。
ある実数 b が存在して,任意の a∈A に対して |a|≤b が成り立つと仮定する。このとき,任意の a∈A に対して a≤b かつ a≥−b が成り立つから,集合 A は上に有界であり,かつ下に有界である。◼
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