ここには僕がどのように式を作っているか、を書きました。
log(1+ax)+log(1+bx)=log(1+(a+b)x+abx2)という式は全てlog(1+x)の形に見ることができるので、マクローリン展開を使い係数比較をすることで自明でない式が得られるのではないか。
log(1+ax)+log(1+bx)=log(1+(a+b)x+abx2)→∑k=1∞(−1)k+1(ax)kk+∑k=1∞(−1)k+1(bx)kk=∑k=1∞(−1)k+1((a+b)x+abx2)kk(log(1+x)のマクローリン展開を使った)
→∑k=1∞(−1)k+1(ak+bk)kxk=∑k=1∞(−1)k+1((a+b)x+abx2)kk
右辺を変形していきます。
∑k=1∞(−1)k+1((a+b)x+abx2)kk
=∑k=1∞(−1)k+1k∑l=0k(a+b)k−l(ab)l(kl)xk+l
=∑k=1∞∑s=⌈k2⌉k(−1)s+1s(a+b)2s−k(ab)k−s(sk−s)xk
s→k−sと置換=∑k=1∞∑s=0⌊k2⌋(−1)k−s+1k−s(a+b)k−2s(ab)s(k−ss)xk
よって、∑k=1∞(−1)k+1(ak+bk)kxk=∑k=1∞∑s=0⌊k2⌋(−1)k−s+1k−s(a+b)k−2s(ab)s(k−ss)xk係数を比較することで、
(−1)k+1(ak+bk)k=∑s=0⌊k2⌋(−1)k−s+1k−s(a+b)k−2s(ab)s(k−ss)両辺を(−1)k+1で割り、
(ak+bk)k=∑s=0⌊k2⌋(−1)sk−s(a+b)k−2s(ab)s(k−ss)となる。
実は この記事 から着想を得ています。 僕はいつもこのような感じで式を導いてます! ここまで読んでいただきありがとうございました!m(__)m
バッチを贈ると投稿者に現金やAmazonのギフトカードが還元されます。