mathlog初投稿です。
Qiitaで記事を投稿していましたが、BANされたので、解禁するまでこちらで投稿することにします。
[Qiitaでの私の投稿リスト]
https://qiita.com/fridericusgauss/items/5a97f2645cdcefe15ce0
E資格のwikipediaのページです。私が作成しました。
[wikipedia: E資格]
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/E%E8%B3%87%E6%A0%BC
なお、Qiitaで解禁されたら、こちらの記事を削除し、Qiitaに移植する可能性があることをご了承ください。
JDLA E資格試験の
なお、この分野の問題は計算問題というより、距離の式が出されてその名前を答える、あるいは、距離の名前が出されてその式を答える、という選択問題が多いです。
よって、__距離の名前と式の対応関係を覚えれば十分__です。
bold体の変数は、ベクトルや行列を表します。
ベクトルは列ベクトル
特に、
つまり、
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/Lp%E7%A9%BA%E9%96%93
距離とは__ある空間内に存在する二つの点の離れ具合を示す尺度__です。
一般の距離関数については、E資格では問われませんが、念のため示します。
ある空間
ただし、任意の
E資格で問われる距離は下記の通りです。
いずれも
特に、ユークリッド距離は、式(4)で表せます。
マハラノビス距離
ただし、
マハラノビス距離(式(5))は、ユークリッド距離(式(4))と似ていますが、異なる点があります。
ある基準点からのユークリッド距離の等高線は、等方的な同心円状に拡がります。
一方、__ある基準点からのマハラノビス距離の等高線は、異方な楕円状に拡がります__。
また、ユークリッド距離は完全に二つの点だけで一意に決定されることに対して、マハラノビス距離は二つの点に加えて、データ集合
つまり、__データ集合
マハラノビス距離の具体的な形状については、下記をご覧ください。
https://datachemeng.com/use_of_distance/
上記のノルムや距離は機械学習において、主に__正則化__や__誤差関数__などで使用されます。
なお、Kullback–Leiblerダイバージェンスなどで知られる__ダイバージェンス__は、二つの確率分布間の差異を表す尺度であるため、距離と類似していますが、距離の公理を満たさないため、厳密には距離ではありません。
詳細は今後の記事で解説したいと思います。
JDLA E資格試験の
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