少し前に立てた予想について, 書きたいと思います.
任意の上半平面上の複素数と正の実数に対し,
が成り立つ. ここで, 対数関数の主値は, に対し, となるように取るものとする.
どういう経緯でこの予想に至ったかというと, まず留数定理から, 予想の条件のもとで, の場合
が成立します. この両辺をについて, 階微分することにより,
となって, 予想はの場合に成立します. これを見て, なんとなくガンマ関数的な印象を受けたので, を連続変数にしてみると, なかなかいい感じにまとまりました. の位数が整数階ではないので, 留数定理が使えないような気がして, なかなか難しそうです. あってるかどうかについてはそれほど確信がありませんが, 何かいい感じの方法があれば教えて下さい.