これもメモです。
スキームの貼り合わせをFunctor of Points的な視点で書き換える:
容易 (スキームの貼り合わせをするだけ)。
完全列の分裂について:
を
このとき、上の完全列の分裂の集合を
二つの分裂
ここで
以上で補題2の証明を完了する。
以下の設定を (☆) とする:
に対して、同値関係
を、
設定 (☆) で、さらに
このとき、函手
は
ただしここで
条件
が成り立つ。
これは
以上で補題3の証明を完了する。
設定 (☆) のもと、函手
は
さらに、
従って、
以下、
ランク
と対応する。ここで
であることは、
と同値である。従って、
が成り立つ。とくに、
ランク
が成り立つ。よって、
が成り立つ。これは
よって、命題1と補題3より、
また、
以上で定理4の証明を完了する。
定理4の
Grassmannian bundleの固有性を示す。
このとき、射
有限型であることは定理4により示されているので、普遍閉であることを示すことが残っている。付値判定法 (cf.
Stacks Project, Tag 01KF
) により証明する。
を任意にとる。
米田の補題より、射
そのランクは
従って、上の図式のリフト
が存在する。
リフトの一意性はランク
以上で命題5の証明を完了する。