序
この記事ではカッツ・ムーディ代数の関係式の一部から作った、
ある非可換方程式の族を解きます。
準備
交換関係と反交換関係
小文字大文字
小文字は標数2でない体の元とする。
大文字は非可換量とします。
以下での添字の添字集合は高々可算集合です。
はクロネッカーのデルタです。
非可換方程式
すべてのに対してであるは有限
方程式の解
を次の定義を満たす非可換量とする。
例
は直和ベクトル空間の自己線形変換
は添字の直和成分への射影演算子
解
解2
すべてのに対しての場合
非可換方程式
すべてのに対してであるは有限
方程式の解
を次の定義を満たす非可換量とする。
例
は直和ベクトル空間の自己線形変換で、
添字の直和成分以外は
定数倍で作用するもの。
解
非可換方程式
方程式の解
を次の定義を満たす非可換量とする。
解
非可換方程式
すべてのに対してであるは有限,
は非負整数
方程式の解
は非可換量
なら
は可換な零因子
解
解2
すべてのに対しての場合
方程式の自己同型変換
方程式は次のような自己同型変換を持つ。
生成元の入れ替え
スカラー倍
は
かつでない場合、方程式の自己同型変換
かつでない場合、方程式の自己同型変換
終わりに代えて
証明は需要があれば書きます。