マストドンの方である方と本読みをしているのだけど、その本に次の問題があった。
問題 環
において を証明せよ.
この本では、環とは単位的可換環のことであり、また
証明は簡単で、右から左は明らか。逆は
このような修正はよくあることだが、しかし果たして反例はあるのだろうか? となるのは当然である。
整域でない場合、上の証明が上手く働かない例を作ることができる。
例えば
ただしこれは主張の反例ではない。例えば
追記:コメントで指摘があり
を体とする。 において を考える。このとき であることは 及び より分かる。 さて
を解くと、 及び が一般解となる。しかし だから と は単元で移り合わない。
整域でない場合に、イデアルの生成元に対する可移性のような概念は一般に考えられているのだろうか?