......
(ai)i⩾0=0, 1, 5, 19, 65, 211, ….
ai+2=5ai+1−6ai,a0=0,a1=1.
[ x2=5x−6⟺x∈{2, 3}. ] (α=def2β=def3. (α2=5α−6β2=5β−6. (αi+2=5αi+1−6αiβi+2=5βi+1−6βi. xi=cαi+dβi⟹xi+2=5xi+1−6xi(c, d∈C). (c+d=a0=0cα+dβ=a1=1. (c,d)=(1α−β,−1α−β). ai=αi−βiα−β=3i−2i.
(ai)i⩾0=0, 1, 4, 12, 32, 80, ….
ai+2=4ai+1−4ai,a0=0,a1=1.
[ x2=4x−4⟺x=2. ] α=def2. α2=4α−4. (αi+2=4αi+1−4αiiαi+2=4iαi+1−4iαi. (αi+2=4αi+1−4αi(i+2)αi+2=4(i+1)αi+1−4iαi. xi=cαi+diαi⟹xi+2=4xi+1−4xi(c, d∈C). (c=a0=0cα+dα=a1=1. (c,d)=(0,1/α). ai=iαi−1=i⋅2i−1.
私としては, 高校数学の教科書に載っているものよりも, 上記のような解法のほうがよほど明解で, 特性多項式が生き生きと ( ? ) しているように思えます. 今回の記事で伝えたかったことは以上の通りなのですが, より理解を深めたいという方は是非 Fibonacci 数についての記事もご一読ください. 数列や初等的な整数の性質を学ぶためなら, Fibonacci 数列は恰好の題材になるはずです.
短いですが, 今回はここで終わりにしたいと思います.
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