今回は、私が初めて作問したときに思いついた、次のような和について書いていきます。
では、私の想定解を順を追って解説していきます!
ここでは、いわゆる「n倍角の公式」を導出していきます。
次の関係式を満たす整数係数のn次多項式
❶
このとき
❷
すなわち、
$;;;;
ここで、次の2式を考える。
次の2式を考える。
これは「チェビシェフの多項式」と呼ばれる有名な式です。実際にいくつか計算してみましょう。
こんな感じになっていきます!
では、Step1で求めたことを使って、実際に計算していきましょう!
次の和を求めよ。
解答
このとき、全ての
これより、次も成立する。
ここで、
ここで、
これより、
この方程式は、
ここで、任意の自然数
これより、
したがって、次の式を得る。
補足 ④について
s次方程式
この式を展開することにより、
が得られる。
以上から、和を求めることができました!1025や4131など、どんな奇数でも成り立つことは私も意外でした。(っ´ω`c)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!