※記事内の画像は全てDesmosのスクリーンショットです。
こんにちは! Nayuta Itoです。
この連載では、グラフアートがどのようにして作られるかを順を追って解説します。
今回は第1回目ということで、座標と点について説明します。
知っている方も多いと思いますが、こんな感じでやっていきますよ、という雰囲気だけでも掴んでいただけたら嬉しいです。
この連載では、グラフアートに Desmos というサイトを使用します。作ったグラフアートを保存したい場合はアカウントが必要ですが、単にグラフを見たいだけならアカウント登録なしで使えます。
Desmosを開くと、こんな画面が見えます。
Desmosのスクリーンショット
左から約3分の1を占める部分が数式の入力欄、それより右にある方眼紙のような部分がグラフが描画されるところです。
今回は、右側の方眼紙のような部分に注目します。この中の1点を指定するには、どうすればよいでしょうか。
太い線が交わったところに
この原点から、右(左)にいくつ、上(下)にいくつ進んだところと言えば、1つの点を指定できそうです。
このようにして指定する方法を直交座標といいます。
(ガチ勢向け: 別に右と上でなくてもいいのですが、それはベクトルの話になるのでやるとしてもかなり後になります)
実は直交座標以外にももう一つ方法があるのですが、それはもっと後でやることにします。
原点から「右に
原点から左や下に進む場合は、
一般的に、左右の位置には
また、原点から左右に伸びている数直線を
では、次に示した点
点の座標の演習問題
座標は必ずしも有理数である必要はありません。例えば、次の図で示された点の座標は
点
点の座標の読み取り方が分かったところで、次は点を描いてみましょう。方眼紙を用意して、実際に点を描いてみるとより理解が深まります。
では、少し多いですが、次の7つの点を描いてみてください。座標の前にある文字は点の名前です。
描けたでしょうか。
全部の点を描くと、こんな感じに見えるはずです。
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平面上に描かれた7点
見事なオリオン座ですね。
次は、無限の点を描いてみましょう。もちろん実際には不可能ですが、頭の中で想像してみましょう。
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もっと多くの点を描いてみましょう。
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最後にもう1問です。「
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斜めの線ができます。これがみなさんおなじみ、
連載 グラフアートを描こう 第2回 は、「グラフって何?」です。