での約数の個数を表し、とおく。これを、約数和関数とよぶ。
座標軸をとり、双曲線を考える。は変数ではなく定数とみなしていることを注意しておく。
によって囲まれる領域内の格子点を数えるとに一致する。なぜなら、はとなる正の整数のペアの個数に等しい。
をの範囲で動かすと、が求まる。
を以下の3つの領域に分ける。
最も簡単に求まるのは内の格子点であって、で求まる。
ここではガウス記号で、以下の最大の整数を表す。
内の格子点の個数は互いに等しく、と表すことができるので、この値を近似する式を与えよう。 をほぼと見積もることにして、 について考えよう。
Euler-Mascheroni定数を、で定義する。
を、Euler-Mascheroni定数を使い変形しよう。
とにより、
そこで、
より、
となる。
より、Bachmann-Landauのを用いると、と表せる。
と近似すると、約数和関数について以下の近似が成り立つ。