この記事は初学者によるメモ書きです.
fを整関数とし, x,x1,x2,…,xn+1を相異なる複素数とする.g(z)=f(z)x−z∏k=1n+1x−xkz−xk とおく.各iについてRes(g,xi)=limz→xi(z−xi)g(z)=f(xi)∏k≠ix−xkxi−xkさらに,Res(g,x)=limz→x(z−x)g(z)=−f(x)
Res(g,∞)=−Res(1z2g(1z),0)=−limz→0z⋅1z2g(1z)=−limw→∞wg(w)(w=1z)=limw→∞f(w)wn+1⋅wn+2w−x∏k=1n+1x−xkw−xk
ここでlimw→∞wn+2w−x∏k=1n+1x−xkw−xkは有限値∏k=1n+1(x−xk)に収束するので, limw→∞f(w)wn+1=a (a∈C) ならばRes(g,∞)=a∏k=1n+1(x−xk). 上で計算した全ての留数の和が0に等しいことから, 以下の式が得られる.
f(x)=∑i=1n+1f(xi)∏k≠ix−xkxi−xk+a∏k=1n+1(x−xk)
これはx=xiでも正しい. a=0であれば通常のラグランジュ補間の式と一致する.
また明らかにfはn+1次以下の多項式なので, 次の結果が得られる.
整関数fについてlimz→∞f(z)zn=a を満たすa∈Cが存在すれば, fはn次以下の多項式である.
コメント:絶対普通に考えた方が早いです‼️
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