数学ブログ講座のメモ
はじめに
2022/03/27に開催された、龍孫江さんによる「数学ブログ作成講座」を受講しながら、メモをここに書いてしまおうという作戦です。
アカウントの作成
- mathlog.info のトップ画面から新規にアカウントを作成しました
- アカウント名、メールアドレス、パスワードを入力した
- 入力したメールアドレスに本人確認用のリンクが届くのでクリックする
- 自分のアカウントページを設定する
- 組織に「数学カフェ」を追加した
編集画面の説明
- 地の文は
Markdown記法を使って書くことができる- Markdownをオリジナル拡張して使っている
[形式▼]から選択できるアイテムはMathlogのオリジナル
- 数式関係のテンプレートはメニューから選択することができる
- LaTeXの数式コマンドをそのまま書くことができる。LaTeXに慣れている方は、その方が早く入力できるかもしれない
- LaTeX初心者や、ひさしぶりに使う場合は積極的にメニューを使うとよさそう
Mathlogオリジナルの「形式」メニュー
- 数学書に必ずでてくる囲み枠（公理、定義、命題などの枠のこと）が簡単に入力できるようになっている
- 以下に、無駄に全部出力してみる
囲み枠。枠に名前をつけることはできない。
予想。任意の名前をつけることができる。
公理。任意の名前をつけることができる。
定義内容
命題内容
補題内容
定理内容
系内容
公式
証明
例の内容
問題
注意内容
数式のテンプレートを「もっとみる」
[数式▼]メニューから簡単なテンプレートを選ぶことができる。
より複雑なテンプレートは「もっとみる」をクリックすると、カテゴリ別に探すことができる。
閉区間 $I = [0,1]$ 上連続な函数 $f$ は積分可能で
$$
\int_{0}^{1} f(x) dx = \lim_{n \to \infty} \frac{1}{n} \sum_{k=1}^{n} f \left( \frac{k}{n} \right)
$$
各自で練習
- 龍さんのサンプルブログ（ https://mathlog.info/articles/3062 ）の例1を再現する
函数$f(x) = x^{2}$は区間$I=[0,1]$上の連続で、
$$
\frac{1}{n} \sum_{k=1}^{n} \left( \frac{k}{n} \right)^{2}
= \frac{1^{2} + 2^{2} + \cdots + n^{2}}{n^{3}}
= \frac{ n(n+1)(2n+1) }{ 6n^{3}}
$$
したがって
$$ \int_{0}^{1} x^{2} dx = \lim_{n \to \infty} \frac{n(n+1)(2n+1)}{6n^{3}} = \lim_{n \to \infty} \frac{ 2 + \frac{3}{n} + \frac{1}{n^{2}} }{6} = \frac{1}{3} $$
行列
- 数式メニューから選択して挿入すると
eqnarray / array環境を使って行列が表示される
$ \begin{eqnarray} \left( \begin{array}{cc} a & b \\ c & d \end{array} \right) \end{eqnarray} $
pmatrixコマンドを使うこともできる
$$ \pmatrix{ 1 & 0 & 0 \\ 0 & 1 & 0\\ 0 & 0 & 1 } $$
参考文献の追加
参考文献タブから参考文献を挿入することができる- 数学ブログらしい機能だと思いました。デフォルトであるのすてき😄
- Mathlog内だったり、書籍だったり、ウェブサイトだったりと、さまざまなソースを入力できるようになっている
- 書籍はAmazonのASIN情報があれば、いろいろとひっぱってきてくれるそうです（今度、使ってみよう）
いざ、投稿
- 画面右下の
[記事投稿へ]をクリックする- すでに投稿した記事の場合は
[記事更新へ]となっている
- すでに投稿した記事の場合は
- 組織、カテゴリ、ハッシュタグなどを追加して
[記事を投稿]をクリックする- ちなみに、この記事は参考文献を追加していないので「参考文献が明示されていません」という注意書きが表示されてました。（でも、投稿はできた）
