この記事では後の記事で補題として使う事実「完備体上の有限次線形空間のノルムは全て同値である」を証明していきます。
体
体
絶対値
が成り立つことを言う。同値なノルムは
に対してノルム
で定めると、
いま
とおくと三角不等式と斉次性から常に
が成り立つことがわかるので、後は以下の主張を示せばよい。
任意のノルム
が成り立つ。
数学的帰納法と背理法で示す。
いま仮定より任意の自然数
が成り立ち、この
が無限集合となるような
このとき
および
とおくと
が成り立つので
より