非負の整数に対し, 多項式 を次のように定める.
以下の問に答えよ.
次の積分を求めよ.
次の積分を を用いて表せ.
ただし, は, 複素平面上の閉曲線 を半時計回りに一周する積分路とする.
多項式列 を生成する母関数 を求めよ.
次の恒等式を示せ.
2020年度東京大学大学院数理科学研究科 専門科目B第15問
(解答)
は
次monic多項式だから, 帰納的に 次monic多項式である.
のとき部分積分によって
のときも同様にして積分値は0である.
のときは
である.
留数定理より
ここでに関する帰納法によって
となるので
である.
だから倍してに関する和をとると
を十分大きくとってが内にあるようにすると
留数定理から
より
だから
となるので両辺のの係数を比較することで求める恒等式が得られる.