ここでは京大数学教室・RIMSの修士課程の院試の2022基礎04の解答例を解説していきます(但し解説の都合上少し問題を改変しています)。解答例はあくまでも例なので、最短・最易の解答とは限らないことにご注意ください。またこの解答を信じきってしまったことで起こった不利益に関しては一切の責任を負いませんので、参照する際は慎重に慎重を重ねて議論を追ってからご参照ください。また誤り・不適切な記述・非自明な箇所などがあればコメントで指摘していただけると幸いです。
がwell-definedに定義されるような実数
初めに
は
次に積分
が任意の
と表せる。再び
と表せ、
次に積分
はルベーグの優収束定理から任意の
以上から
である。