この記事は,数学Ⅱ(及び体系数学4)の「図形と方程式」で頻繁に出題される〈直線の通過領域〉を更に発展させて,〈領域と通過領域〉についての問題を紹介することで,この手の問題をさらに理解しよう!という目標です。一部,数Ⅲの知識を要します。
また,GeoGebraとMathlogを組み合わせられるかの実験も兼ねています。
座標平面において,
⑴
⑵ 線分
⑶ ⑵の円の内部の領域(境界線上は除く)を
問題の状況(一例)
問題の状況を画像としてみました。(
以下解答を与えます。まず先に手を動かして考えてみることを推奨します。なにも考えないで答えを見ると,相当効率が落ちると思うので。。。
目標解答時間は
考え方やお気持ちなどを述べながら解答を書いていきます。
やはり
である。
せっかくベクトルで考えるように誘導がありますので,問題文をベクトルで言い換えることを試みます。すると,
よって,点
ここまでは普通のベクトルの問題なので,それほど難しくはなかったはずです。⑶が本番です。
とりあえず,問題の状況をGeoGebraに描画しました。URLをクリックした先では,
https://www.geogebra.org/m/dqdzer2g
画像ではこんな感じ
この
⑵より,領域
さて,この
ですから,「
言い換えれば,「
①
②
③
①②③より,求める領域を図示すると以下のようになる。ただし境界線上は含まない。
卵みたい!
この領域の内部の面積を
ここまで閲覧いただきありがとうございます。
この問題は,河合塾が主催する〔東工大直前トライアル〕の問題を一部改変して作成しました。確かに,論理的な思考力が必要なので,大学入試に出てもおかしくないレベルだと思います。
https://marukunalufd0123.hatenablog.com/entry/2019/05/09/021109
1年以上前に上記の記事を書き,それをMathlogにて再編集しました。
領域の通過領域に関する復習問題を出しておきます。これに解答することで,雰囲気をつかんでくれると嬉しいです。
正解は
本当はGeoGebraをこの記事に埋め込むことで,より直観的に分かりやすい記事が出来たのではないかと思うのですが,どうやらこのページではiframe
がサポートされていないのか,残念ながら埋め込むことが出来ませんでした。今後もしもGeoGebraが埋め込めるようになれば,温めている幾何の話を書いてみようと思っています。
今回用いた画像は,png形式で保存したものを用いました。ただ,Mathlogはすべての画像をjpg形式に直して貼り付けているようです。そのためかなり粗い画像となってしまっていますね。(それか,単に僕がPCの全画面で見ているからなのでしょうか)思わずデカッ!て突っ込みたくなりますね。11月14日追記:記事における画像の最大サイズが可変に改良されました。jpgの画像自体は,横500ピクセルで統一されているのかと推察します。
TeX2imgは,入力したTeXソースコードをTeXでコンパイルして,様々な形式の画像で出力するアプリケーションです。例えばこの記事の1枚目と3枚目の画像や,僕のプロフィール画像「ぱ」はTeX2imgで作成しました。
めちゃくちゃ便利ですので,ぜひ一度使ってみてください!
このプロフィール画像の「ぱ」のフォントは何を使ったでしょうか?コメント欄で解答をお待ちしております。