∑n=1∞B(n,n)の値を求めたい。
よりで置換するとより とおくとよりより∑n=1∞B(n,n) =∑n=1∞∫01tn−1(1−t)n−1dt=∫01(∑n=1∞(t−t2)n−1)dt∑n=1∞an−1=11−a(|a|<1)より=∫01dt1−t+t2t=x+12で置換するとx2=t2−t+14より=∫−1212dxx2+34x=32tan(θ) とおくとdxdθ=32cos2(θ)より=∫arctan(−13)arctan(13)32cos2(θ)34tan2(θ)+34dθ1+tan2(θ)=1cos2(θ)より=∫−π6π6233dθ=239π
前回の記事 より、なので、∑n=0∞(2nn)−1=∑n=0∞(2n+1)B(n+1,n+1)=43+2327πなので、∑n=0∞(2n+1)B(n+1,n+1)+∑n=0∞B(n+1,n+1)=43+2327π+239π2∑n=0∞(n+1)B(n+1,n+1)=43+8327π∑n=1∞nB(n,n)=23+4327π
という事で 前回の記事 の派生?でした。実は、∑n=1∞nB(n,n)については当初上記のようなベータ関数を定義の積分に展開した方法でも解いたのですが、そのとき既に∑n=0∞(2nn)−1の値とベータ関数による解法が分かっていたのでなぜあの時私はそんな回りくどい事をしたんだろうと思いながらこの記事を書きました。なお収束については省略。(手抜き)
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