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数学オリンピックの用語について

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この記事では、今後私の記事の中で使う数学オリンピックの用語について説明をしたいと思います。随時更新していく予定です。

  • IMO
    International Mathmatical Olympiadの略で、国際数学オリンピックのことです。
    毎年8月頃に開催され、各国最大6名の中高生が招待されます。二日制のコンテストで、1日に制限時間4時間30分で3問、合計で6問解きます。

  • JMO
    日本数学オリンピックのことです。毎年1月の成人の日に予選が行われ、2月の建国記念日に本選、3月下旬に代表選抜合宿が行われます。この合宿でIMOの代表選手6名が選定されます。今後単にJMOと言ったら、本選の事を指します。

  • 春合宿
    上記の代表選抜合宿のことです。試験はIMOと同じ形式で行われ、1日3問を4日繰り返し、合計12問出題されます。

  • TST
    Team Selection Testの略です。各国のIMOの代表選手を選抜する試験の事です。
  • SLP
    Shortlisted Problemsの略で、ISLとも言われます。各国が問題を持ち寄りIMOで使う問題を決めるのですが、その時の候補問題がSLPとしてまとめられ発表されます。SLPの問題を各国がTSTに使用する(実際春合宿の問題は多くがSLPから選ばれています)ので、SLPはその1年後のIMOまで公開されません。
投稿日:20201111

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Iso
Iso
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主に数学オリンピックの勉強をしています。数学オリンピックでは整数分野が好きです。よろしくお願いします

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