書くのが面倒なので、基本サイズ2の行列を扱います。
A=[3−16−4]のときAx (x∈C)を求めよ。
det(λE−A)=(λ−3)(λ+4)−1⋅(−6)=λ2+λ−6=(λ+3)(λ−2)=0∴λ=−3, 2
det(−3E−A)[16]=[−61−61][16]=[00], det(2E−A)[11]=[−11−66][11]=[00]
よって、Aを対角化するとA=[3−16−4]=[1161][−3002][1161]−1
logAが存在して、ある行列Pを用いて次のように表せるとする。logA=P[a00b]P−1
両辺をn乗して(logA)n=P[an00bn]P−1
ex=∑n≥0xnn! (x∈C)
x=logAを代入すると
A=elogA=P(∑n≥01n![an00bn])P−1=P[ea00eb]P−1A=[1161][−3002][1161]−1
P=[1161]とおくと、積の真ん中の成分比較よりea=−3, eb=2⇔a=log(−3) (=iπ+log3), b=log2
logA=P[log(−3)00log2]P−1
xlogA=logAxよりlogAx=xlogA=P[xlog(−3)00xlog2]P−1
両辺をn乗して(logAx)n=P[(xlog(−3))n00(xlog2)n]P−1
exのマクローリン展開よりAx=∑n≥0(logAx)nn!=P(∑n≥01n![(xlog(−3))n00(xlog2)n])P−1=P[(−3)x002x]P−1
∴Ax=15[6⋅2x−(−3)x(−3)x−2x6⋅2x−6⋅(−3)x6⋅(−3)x−2x]
・これはAn (n∈N)の式をそのまま、n→xに置き換えたものとなっている。・Anが分かっているとき ddxAx=AxlogAよりlogAをすぐに求められる。・A=PDP−1 (対角行列D)と表せるとき、Dの各対角成分のlogを取った行列D′を用いて logA=PD′P−1と表せる。
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