今回は要望があったので、JMO予選を解説していこうと思います。シリーズ化します。
解いている途中の思考過程をできるだけ書いていこうと思います。
この点で他の記事と一線を画したい。
まず1問目。2002年JMO予選9番,A分野です。
パッと見た感じでは、次数が揃っていないのでやりにくいなぁという印象ですね。
試しに適当な数を代入してみるのも良いですが、
ということでその方針でやっていこうと思います。
さて。
整数の範囲で因数分解できればよい。
一般に、
であることは容易にわかります。
わからない場合は適当な式で試してみましょう。
あくまでも必要条件であって、十分ではないです。
このような必要性、十分性の話は、あまり表立って話されることはないですが、非常に大事なのでよく勉強しましょう。本当に重要です。
これをこの問題に適応すると、
A.6組
因数分解できるための必要条件を考えるのが肝です。
さて、次は2003年JMO予選9番です。G問題です。
図は各々で用意しながら読み進めてください。
図をパッと見た感じでは36度関係に見えるので、
もしも本番なら、9番の問題なので難しそうと思ったら一旦上のように仮定して、成り立っていたらそのまま答えにして提出でいいと思います。
エスパーしていきましょう。
さて。72度っぽいということは一旦忘れて普通に解いていきましょう。
一個も角度の情報が無いのに角度を求めさせてこようとしてくるということはやはり72度っぽいなあ。
また、
上式と併せて、
よって、
故に、
いかがだったでしょうか。きちんとした記事を初投稿したので、至らぬ点も多々あるとは思います。
これから精進していこうと思いますので、是非ともこれからもよろしくお願いします。
2020/11/18