この記事は黒川信重さんの「リーマン予想の探求」P22にさらっと書いてあることをねちっこく読解したものです。本には「$ 2^{2^{n}} $+1」と書かれていますが、ここでは変数をxに変えてあります。
また画像が荒くなってしまい読みにくいですよね、すいません。
背理法でゆきます。
cとdを正の整数として以下が成り立つものとします。
ac=x
ab=x-2
ここから以下が導かれます。
ac=ab+2
両辺をaで割ります。
c=b+$ \frac{2}{a} $
cは正の整数で右辺の$ \frac{2}{a} $も整数です。ところが2は奇素数で割っても整数にはなりません。背理法の矛盾が導かれました。
「リーマン予想の探求」P21,22