どれも、
そして関数は、
ならば、こう書いてしまいましょう。
関数を
今回はこの、シンプルな表記で遊んでみたいと思います。
遊ぶ前にまず、この表記の使い方を紹介しておきます。
関数を定数倍したら、すべての
なので、カッコ内を定数倍するだけです。
関数同士で足し算引き算したら、
なので、カッコ内同士を足し引きするだけです。
定数倍と合わせて、この表記が線形性を保つとも言えますね。
同様に、カッコ内を右にずらすだけです。
それでは、実際に遊んでみましょう。
まず、
これを、
で表そうとしたら、そりゃ
今度は逆に、
を
すなわち、
また、カッコ内から明らかに、
ということも分かります。
これを
じゃあ、双曲線関数のオイラーの公式みたいな形で、
周期2で
...ダメでした。
さえあれば、その共役
を使って書けるんですが、綺麗な形で
この手の問題って、部分積分で解くって習うと思います。
でもこの表記に慣れたら、直接解くこともできるんです。
まず積分結果を
これを微分した
即ち、
なので
もうちょっと複雑なものもやってみましょう。
もととずらしたものの和が
まず、0がある部分に着目して、
また、
...部分積分よりは大変ですね。
まあ、部分積分だけでは出にくいものも出せそうなので、試しに
よって
今度は、積分の中身を初等関数で表さず、最初からカッコ表記で示してみます。
さっきとほぼ同じじゃないか!だって?
でも
いいえ、
この場合だと、積分先の自由度がないんですね。
=
=
=
=
という訳で、
最後に、
試しに
文字の量が多すぎる!