ビッグバンというのは、エネルギーの移動であり、爆発というものは全て、エネルギーの移動である。
仮に一点$A$にエネルギーが凝集しているとすると、そのエネルギーが移動することで物凄く時間がゆっくり流れる移動先の点$A'$は時間一瞬で過ぎ、$A$の時間は殆ど止まる。
このように(一般)相対性理論に基づいて考えると、エネルギーが高すぎる点の時間の流れがおかしくなってしまう。
これは普通に考えたらおかしい。私は普通に考えていると思う。
では正しいとして厳密に考えたらどうなるか。
これが実際に起きている?
ではなぜ観測されないのか分からない。
「ビッグバン時時間停止現象」と名付けた。
私には、この現象を上手く数学的に説明することができない。
物理学はそれぞれの事象は数学で説明できるが、時間が動いたり止まったりという現象については数学は実は
「弱い」。どうしようもない。
誰かこの現象を説明してほしい。(仮説というよりも、誤っているとすると逆の、つまり質量が移動する際に相対性理論が適用されない物理学的な時間と空間の変化、というよりエネルギーの変化が起きるという仮説が成り立つが、その仮説は立てられないとするとこのような現象があることになる。)
おかしいなあこれは。
時間が止まっているというのは矛盾なく説明するのにムチャクチャ都合がいいが、そもそも止まっている時間を動き出させようとする時に、膨大なエネルギーが必要にならないか? だって、相対性理論より先に、慣性の法則が働くから。
これもおかしいんだよな。
なんでこういう事を考えなきゃいけないかというと、全てのことに因果があるかどうか、という問題があるから。
そんなに簡単に結論は出ない。
最低でも、宇宙の中心では時間が非常にゆっくり流れていて、つまり非常に大きな重力に似た力が働いて、でもその力は我々に観測できないということが事実……の筈だ。しかし、既存の理論(私は知らない)としっくり来ない。
ゆっくり時間を掛けて今から考えないといけない。
宇宙は真空だ。
真空の宇宙で爆発が起き、遮るものが何もないなら、この宇宙は全てに方向に同じように広がる。
この世界には元々物質が存在し、ビッグバンの前から空間が存在したことになる。
そうするとビッグバンの事実自体が非常に怪しい。