Partial theta functionに関するRamanujanの記法を以下のように定義する.
Rogers-Fineの恒等式
において,
補題1において,
一方, 右辺は
となるので, 示される.
定理2の証明過程で用いた等式
において,
を得る. 一方, 右辺は
となるので, 示される.
Ramanujan's Lost Notebook Part IIのEntry 6.4.4においては
と書かれていて, 右辺の
定理2, 定理3を足し合わせると,
を得る.