本稿では数学的な厳密性を欠く議論が存在するかもしれないが,そういった部分に関しては適宜スルーして頂きたい.
また,基本的に断りが無ければ
今後使っていく記号を先んじて定義しておく.
正の整数
これらの記号を
また,一般に実数
と定義される.
これらのことを踏まえて次の定理を示すことが本稿の目的である.
が成り立つ.
上の定理は
と書くことができる.
という式を考える.
ここで,
であり,
すなわち,
が分かる.よってこの式を繰り返し用いて,
が分かる.これを元の式に代入することによって定理の主張を得る.
上の定理で,
という式が得られる.この式は,二項級数定理として知られている.