位相空間における連続、無限小の近傍
命題
を位相空間、を写像とする。
とする時、
の任意の近傍(つまり、無限小に取れる)に対しの近傍がありとなる時、はで連続であるという。が全ての点で連続なら、は連続であるという。
公理
無限個の点を集めると線になる。
この公理から成り立つ命題
点の大きさは、または無限小のどちらでもよく、
しかも、無限小とが等しいと考えても、無限小の方が大きいと考えてもよい。
結論
との対応関係があり、線が繋がっていることと、連続であることは同値である。
こうぼくん「???」
こうぼくんが困ってしまった……。
かわぐちさん「たまねぎくん、教えてあげてね」
たまねぎくん「うん。任せてね」
たまねぎくんの解説
を表した直線(空間、なおかつユークリッド空間)のある点がを表した直線(空間、なおかつユークリッド空間)という一対一対応した(無限個の元を含む群として見た時に準同型、つまり全てのを含む集合と、全てのを含む集合が、同じ個数の元を含むすなわち準同型である)ある点があり、そのの近傍(近く)にある点があると、の近傍にもある点がある。近傍にも点があるのは当たり前だ。
今、この近傍を、極限を取る操作で限りなく0の幅にしても点が存在する、というのが連続であることと同値であるという意味である。
たまねぎくん(ネギネギ)「分かった?」
のの場所も連続なの?
連続と考えるよりない。
連続でない、今までの理論で決して連続でないとされてきた座標であるが、簡単な操作で連続になる。
座標の微小量の回転
どちらかに回転させると、途端に連続になる。右回り(時計回り)に回転させると多価関数になってしまうが、多価関数でも連続には違いない。(定義を無視しているが。両方の値に対して同じことが成り立てば連続と見なせる。)
自由な座標の回転、解けない微分方程式の座標の回転
とする。
座標がの時、座標を度半時計回りに回転させる。を度引く。
これで微分可能になるはず。(ならない場合も当然ある。)
任意の角度の回転も可能だ。