こんにちは,itouです.
微分の世界の作用素と差分の世界の作用素には以下の対応がある.
数列(
(
に対し,指数型母関数
が満たす微分方程式が対応する.
変数 | 変数 |
---|---|
オイラー作用素 | |
それぞれ見ていく.
したがって,以下のような対応が分かる.
とすると,
より,
に一致することは,
に注意して計算するとわかる.
このようにして微分方程式と漸化式の世界をつなぐことができる.調和振動子を生成消滅演算子で解くことを漸化式の世界でも見てみよう.
調和振動子の解き方を軽く復習しておく.
ハミルトニアンは
である.シュレディンガー方程式:
を生成消滅演算子を使って解こう.
消滅演算子
交換関係:
と計算できる.よって
と交換関係
が分かる.
数演算子
と定義する.
計算により数演算子がエルミート作用素であることはすぐに分かる.そのため,固有値は実数.固有値を
先の交換関係を用いると,
がわかる.これは
内積を自然に定めて計算することで,その定数を見つけることができて,
という訳で
であればよい.これから固有値
上の式を解いて,
一般に,
上でやったことを
として上のように論理を展開すればよい.
なお,
は
に対応する.
結局,
を得る.
とおけば,
これはすぐに解くことができ,
したがって,