ここでは科学大数学系の修士課程の院試の2022午前01の解答例を解説していきます。解答例はあくまでも例なので、最短・最易の解答とは限らないことにご注意ください。またこの解答を信じきってしまったことで起こった不利益に関しては一切の責任を負いませんので、参照する際は慎重に慎重を重ねて議論を追ってからご参照ください。また誤り・不適切な記述・非自明な箇所などがあればコメントで指摘していただけると幸いです。
Vを5次元C線型空間とし、v1,v2,v3,v4,v5∈Vをその基底とする。置換σ∈S5をσ=(1234534521)で定義する。さらにfσ:V→Vをfσ(vi)=vσ(i)で定義される線型写像とする。
まずfσ(v1+v3+v5)=v1+v3+v5fσ(v2+v4)=v2+v4fσ(v2−v4)=−(v2−v4)が成り立っている。またω=−1+−32としたとき、fσ(v1+ω2v3+ωv5)=ω(v1+ω2v3+ωv5)fσ(v1+ωv3+ω2v5)=ω2(v1+ωv3+ω2v5)である。
バッチを贈ると投稿者に現金やAmazonのギフトカードが還元されます。