次の積分を計算したいと思います。
次のような積分を考えます。
よって
…と、あれ?
何の気なしに積分の順序を交換したものが等しい、って言いましたけれど、これが成り立つのかどうかを確かめます。積分の順序交換に関して、次のような定理がありました(名前わからん、フビニの定理の特別な場合?)。
さっきのはこの定理の条件を満たしているのかというと、満たしていません。問題は、
実数
結局、広義積分で雑に積分順序を交換してはいけないってことですね(めちゃくちゃやっちゃってた)。じゃあ慎重に計算してみます。
が成り立ちます。ここで
よって右辺は
が言えました。
しょーみ数学科じゃない人は使う関数が性質良いので気にしなくていいんですけど。またよくわからない記事を書いてしまった。誰に向けた記事なんだこれ。まあいつもテキトーなこと書いてるのでたまには慎重になってみたということです。が、やっぱり色々雑なところがあったので、公開時から何度か追記修正してます。あ、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。