本記事は
と、その類似
の計算結果を代数的な計算の帰結として初等的に得ること。
およびそれを以て
級数・積分bot
の次の2題
を初等的に倒すことを目的としている。
とっかかりとして、次の有名な積分
が、次の三角関数の積の公式
の系として得られるということに気づいたということがある。これは
積の公式の両辺の対数を取ってnで割ると
が得られるので、
が得られることから従う。極限を取る際に消えている情報も見て取れ
積の公式のほうがより精密であることがわかる。
ログサイン積分での方法論から言えば
は
が計算できれば元の積分より精密な結果が得られ
以て積分の計算もできるであろうと予想できる。
上式と大差のない(
を考えると、これは
三角方程式
であることを踏まえて考えればよさそうだとわかる。
分かる人であれば第2種チェビシェフ多項式で通じるところだが
極力記事を自己完結的に済ませたいので計算をすると
ド・モアブルの定理から
左辺を二項定理で展開すると
一つ目の式と二つ目の式の虚部を比較することで
両辺
右辺は
左辺=0は
と書けることがわかる。
右辺のtの最高次の係数がCであるのに対し
の右辺のtの最高次の係数は
より
また
これはもともと
よって
よって
こちらの主要な話はすでに前の段で終わっていて
前の段で得られた
と
の辺々をかけると
となり、これの
ゆえ(こちらの場合はtの大小によらず)
三角関数を含む積分について、適切に離散化すれば代数的な構造を
持ち込むことができ、計算の見通しがつけやすくなるという問題でした。
積分についてそういうことやったのが今回の記事で
級数についてやると
前回の記事
になります。
級数・積分bot
にはこういう視点で倒してみたい問題が
まだいくつかあるので、ぼちぼちやっていきたい。
9/13追記
について積分範囲を
それとつじつまを合わせるよう誤った計算をしていたため修正。