2人が、6*10の長方形をした、60片からなる板チョコでゲームをする。最初のプレイヤーは板チョコを溝に沿って2つに折り、折り取った片一方を捨てる(か食べる)。次に2番目のプレイヤーが残りの部分の一部を折り取って捨てる(か食べる)。1個の断片が残されるまでこのゲームは続く。たった1個の断片を他方に残した人(即ち、最後に手を指す人)が勝者である。完全な必勝法を持つのはどちらのプレイヤーか?
(1,2)のチョコを割る人間が勝つ。
(2,2)のチョコを持った人間は負ける。
(n,2)のチョコを持った人間は勝つ。負けない為には、
チョコを
(n,2+m)に維持する必要がある。
(n,3)にすると
(3,3)にされて、
(3,2)にしたチョコを相手に
(2,2)にされる。つまり
(n,3)も避けなければならない。
(ある理由でちょっと答えを見てしまったが、ここから考えよう。)
(n,3+m)は(n,3)に割られる。
初めのチョコを
(6,3)か
(10,3)に割れば、先手の勝ちである。
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正方形を作らないと勝てない。