お久しぶりです ぴーです
作問をしていたらいい感じの進捗が生まれたので共有します
今回は下の問題を考えていきます.
もしかしたら見たことある人もいるかも知れませんね
この問題については
lockerさんが記事を書いており
、以下のように既に結果が出ています.
この記事では別のアプローチで答えを導出していきます
前半では以下の式を示します
証明:各行・列にちょうど
このマス目の各マス(大マスとします)をさらに四分割し、それぞれの駒を四つの小マスのうちの一つに配置することで、どの行・列にもちょうど
このとき、元の
逆に
ここで、各大マスにちょうど
このとき、駒が
通りあります.ただし
これを
が成り立ちます.
となるので、これを満たす
まず、両辺の母関数をとって
となります
また
より第一式が示された.これを逆にたどる感じで
も示された.
補題より
となります.
ここで
ということで
が示されました(個人的にはこっちの形のほうが好きです)
これを更に変形すると
となり、冒頭に乗せた結果と一致しました!
僕の今までの記事に比べたらめっちゃ真面目になってしまいました
真面目じゃない記事も一応書き進めているので許してください
最初に書いた通り、始めはただ作問をしていて
「マス目を
と思いつき、考察を進めていくうちにこの結果が出たという感じです
個人的にこの「各マスを更に分割する」アイデアはかなり気に入っています.しかし「
逆に、後半の議論で使った逆関数を取る部分は結構使えそうです(大丈夫な気はしますが、この議論をするものを他に見ないので危ない操作だったら教えてください)
最後まで読んでいただきありがとうございました.