注意
この記事は、大学数学を学びたての人間が自己満足の一環として書いているものであり、間違っている箇所や重大な勘違いがあってもおかしくないです。もし気になるところ等あれば、何らかの手段で私に伝えてください。また、数式がデカいのでPCで見ることをおすすめします(スマホでも数式を横にスワイプすれば見れます)
二変数関数の全微分の定義には、普通ランダウの記号(スモールオーダー)が用いられる。
スモールオーダーとは、この
とここで、ひとつ物申したい。普通、方程式や恒等式に用いられる等号は同値関係であるため、以下の性質(対称律)をもつ。
だが、実はオーダーが絡むとこれが一般的には成り立たない。
このせいで普通なら等号でできるような論述ができない例が結構ある。例えば
しかし、このオーダーの記号において(等号では当たり前に使える)移項や代入みたいな「ほんとにそれっていいの??」みたいな変形をゴリゴリに使った証明もあり、今までの私はどこか納得のいかないまま証明終了のちっちゃい四角を書き続けてきた。
そこで、「一旦、自分が納得できる証明をかけるようにしよう!」という理念のもと、オーダー自体の定義を書き換えて厳密に議論できるものを作ってみたので、同じところで詰まっている数学科生の方は是非参考にしてみてはいかがだろうか。
集合
とする。また、
このとき、本来のスモールオーダーの定義に沿った書き方をするならば
となる。 この定義のもと、以下の定理が成り立つ
また、
いい感じに設備が揃ってきたところで、実際に用いていろいろしてみよう
まず、全微分を次で定義する。
この定義の上で、次を証明してみる。
(証明)
十分小さい
また、
ここでは
一方、
いま、
となる。ここで定理
ということで、十分小さい
をみたす
以上により
となる
の全てのケースにおいて
(また、ここでは
一応、この記号を用いてシュワルツの定理や連鎖律なども証明することができたので、書く気力があれば書きますといったところでしょうかね、、、
また、mathlogを初めて触ったので数式の始まる場所が大変おキショくなっております。お許しください。あとどうすればキショくならないのか知ってる人は教えてください。