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圏論と群作用

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集合の圏

Setを次で定める:

  • 対象: 集合
  • 射: 写像
  • 射の合成: 写像の合成
  • 恒等射: 恒等写像
モノイド

集合X二項演算とは, 写像:X×XXのことをいう. 集合Xとその二項演算:X×XXの対(X,)マグマという.
マグマ(M,)に対して

  • eM(M,)単位元であるとは, xM:xe=x=exであることをいう.
  • (M,)結合律を満たすとは, x,y,zM:(xy)z=x(yz)であることをいう.

結合律を満たすマグマを半群といい, 単位元を持つ半群をモノイドという.

単位元の一意性

モノイド(M,,e)に対して, xM可逆であるとは,
yM:xy=e=yx
であることをいう. 群とは任意の元が可逆なモノイドのことをいう.

群の作用

Gと集合Xに対し, 写像:G×XX作用であるとは,

  1. ex=x
  2. g,hG:xX:g(hx)=(gh)x

が成り立つことをいう. 集合Xと作用:G×XXの対(X,)G-集合といい, 群Gは集合X作用するという.

命題名(任意)

Gに対し, 次の二つは一対一対応する:

  • G-集合(X,)
  • 共変関手GSet
証明手法(任意)

任意のG-集合(X,)に対し,

投稿日:28日前
更新日:28日前
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